早稲田大学 データ科学センター様

早稲田大学では、データサイエンスの理論とスキルを学べる「データ科学教育プログラム」をすべての在学生に向けて展開しています。今回、「データ科学教育プログラム」のPR動画に、当社のパラパラ漫画ムービーとホワイトボードアニメーションをご使用いただきました。

早稲田大学データ科学センター  田尻様

アニメや漫画に、これからの「広報」の可能性を感じていた!

―アトムストーリーを知ったきっかけを教えていただけますか?―

田尻様 データ科学センターとして、早稲田大学のすべての学生に対してデータサイエンス教育を提供していることを、在学生だけではなく、もっとたくさんの高校生にも知ってもらいたいと考えていたところ、たまたまタイミング良く、広報課の担当者からアトムストーリーさんのことを教えていただきました。

―広報課のご担当者様にお声がけいただいて当社のコンテンツサービスのオンライン説明会を開催しましたが、田尻様は参加されておらず、後日、当社の営業担当に直接お問い合わせいただきました。広報課の方からのご紹介だったんですね。―

田尻様 そうなんです。その説明会には参加しませんでしたが、その後に広報課の担当者からアトムストーリーさんを紹介されたんです。
ちょうど私たちも、どのようにデータサイエンス教育の広報(PR)活動を強化していこうかと模索していた中で、表現したいことや伝えたいことはありましたが、どういった媒体や表現手法を使って発信していくかを調べようとしていた矢先でした。広報課でも色々なメディアや表現手法を試みられている中で、アニメや漫画に広報ツールとしての可能性を見出していて、私も同じように可能性を感じていたので、「ぜひ紹介してください」とお願いし、アトムストーリーさんの連絡先を教えてもらいました。

―ありがとうございます。どのようなところに魅力を感じてアトムストーリーにムービー制作を依頼しようと思われたのか教えてください。―

田尻様 漫画やホワイトボードアニメーションを使った新しいコンテンツサービスということで、非常に魅力的だと感じましたね。打ち合わせの前にアトムストーリーさんのホームページの事例紹介を拝見し、まず「漫画やアニメーションの表現による親しみやすさ」が素晴らしいと思いました。
そして、広報課の担当者からホワイトボードアニメーションも制作できると伺っていたので、「ホワイトボードを使ってロジカルにデータ科学教育プログラムの特徴を説明できる点」で私たちがやりたいことを実現できると確信し、ムービー制作をお願いすることにしました。

―パラパラ漫画ムービーだけでなく、ホワイトボードアニメーションも当社で同時に制作しようと思われた決め手は何だったのでしょうか?―

田尻様 アトムストーリーさんとの打ち合わせの時に、「漫画家がいるので、テンプレートを流用したものではなく、唯一無二のオリジナルなアニメーションが作れます。しかも同じ漫画家をパラパラ漫画ムービーとホワイトボードアニメーションに起用することで作品のテイストを揃えられるので、両者の間に一体感が生まれます」とご提案いただき、確かにその通りだな、と思ったことですね。
色々なメディアや表現方法がある中で、それぞれ個性を持たせて発信するのも大事だと思うんですが、今回はデータサイエンスの重要性を伝えるという観点から、「ある程度は、パラパラ漫画ムービーとホワイトボードアニメーションのトーンを揃えないと、メッセージの統一性というところで伝わらない部分が出てくるな」と感じました。2つの作品でセットというわけではありませんが、2 種類のコンテンツを作った甲斐はありました。


同じ漫画家が作品を手がけたことで「パラパラ漫画ムービー」(左)と「ホワイトボードアニメーション」(右)に統一感が生まれた

―パラパラ漫画ムービーやホワイトボードアニメーションを2本同時に制作することでどのようなことを期待されていましたか?―

田尻様 パラパラ漫画ムービーとホワイトボードアニメーションの2つを使うことで、「親しみやすさ」と「分かりやすさ」の両方を実現できるのではないかと期待しました。

データサイエンスの大切さを、よりたくさんの「学生」へ!


データサイエンスの普及にかける想いを語る田尻様

―パラパラ漫画ムービーとホワイトボードアニメーションで伝えたかった想いは何ですか?―

田尻様 根底にあったのは、早稲田大学では「データ科学教育プログラム」によって、「誰でも・いつでも・どこでも」「基礎から発展」まで体系的にデータサイエンスを学べることをより多くの方に伝えたいという想いです。もう1つは、データサイエンスの普及というところにつながるんですが、「どんな分野でも、これからはデータサイエンスが必要」ということを伝えたいと考えていました。

―「データ科学教育プログラム」について、もう少し詳しく教えてください。―

田尻様 データ科学センターでは、データサイエンス(データ科学)を「データに基づく意思決定における科学的方法」、つまり様々な意思決定において科学的な方法で裏付けを与えるための学問体系と捉えて、全学生向けに教育プログラムを展開しています。
早稲田大学には、様々な学部・研究科があり、人文社会系・理工系を問わずバックグラウンドの異なる学生が在籍していますが、センターが提供する「データ科学教育プログラム」を活用することで、学生自身の学問領域においてデータサイエンスの知見を生かすための考え方を見通しよく学べます。

―早稲田大学の学生であれば誰もが履修できるのは素晴らしいですね!2本の動画を通して「データ科学教育プログラム」の良さをもっと在学生や受験生に知ってほしいと思いました。―

田尻様 同感です。これからの社会で必要とされるデータサイエンスの理論とスキルを、在学生にも学んでほしいですし、高校生にも「早稲田大学なら学部・研究科を問わずに誰もがデータサイエンスを学べる」ことを理解してほしいと思っています。まだまだ学部で進路を決める高校生が多いのですが、どの学部に進んでもこれからはデータサイエンスの考え方は必要です。早稲田大学あれば、学部に縛られず誰でもデータサイエンスを学べることが伝わるといいなと思っています。

「届けたい想い」と「伝えたい相手」で使い分け!

―パラパラ漫画ムービーとホワイトボードアニメーションはどのように活用されていますか?―

田尻様 早稲田大学データ科学センターの公式YouTubeチャンネルに掲載するとともに、「WASEDAのデータサイエンス」という高校生向けの特設WEBページに掲載しています。オープンキャンパスなどでも、ぜひ活用したいと思っています。

―パラパラ漫画ムービーとホワイトボードアニメーションの使い分けはどのようにされていますか?―

田尻様 パラパラ漫画ムービーとホワイトボードアニメーション、それぞれの長所を生かす形でターゲットと伝えたい情報に応じて使い分けています。

―「ターゲット」と「伝えたい情報」で使い分けをされているんですね!―

田尻様 そうです。パラパラ漫画ムービーは、データサイエンスについてあまり知識のない高校生をターゲットにした「すべての学生にデータサイエンスを」編で使用しています。この動画では、パラパラ漫画の親しみやすさを生かし、分かりやすくデータサイエンスを学ぶ意義を伝えられたと思います。
このパラパラ漫画ムービーを見て、データサイエンスに興味を持ってくださった方が、それをどのように学べばよいかを知るための手段として、ホワイトボードアニメーションによるプログラム説明を活用しています。それぞれの表現手段の長所をうまく活用できたのではないかと考えています。

―パラパラ漫画ムービーとホワイトボードアニメーションの反響や評判はいかがですか?―

田尻様 動画を公開して、すぐに知り合いの学生や学内・学外の方に連絡しましたが、予想以上に好評で、みなさんが「これからはデータサイエンスが大事だよね」「自分もデータサイエンスを学びたい」「子どもにもデータサイエンスを学ばせたい」といった形で、自分の言葉でデータサイエンスの重要性を語ってくれるようになりました。
動画を通して、ジブンゴトになるというか、データサイエンスの大切さについてご自身の意見として話をされる場面に立ち会う機会が増えたので、そういった部分では非常に役に立っていると感じています。

親しみやすさ×ロジカルなプロセスを追体験!見るだけで、理解が進む

―パラパラ漫画ムービーとホワイトボードアニメーションを活用されて、それぞれの使い勝手や良さをどのように感じられていますか?―

田尻様 パラパラ漫画ムービーは、親近感を持たせながら、イメージを直感的に伝え、理解してもらえる力があると思います。その意味では、予備知識のない方に興味を持ってもらうための手段として、非常に有効だと思います。一方で、ホワイトボードアニメーションは、親しみやすさに加え、ホワイトボードに絵図や文字を描いていくプロセスを追体験することで、整理した内容をロジカルに伝える力があると思います。情報を整理するプロセスを見せながらロジカルに説明できるので、動画を見ることで理解のプロセスを追体験できるのがいいですね。

―作品の仕上がりについてお聞きます。期待感と完成したムービーの間にギャップはありましたか?―

田尻様 仕上がりに関してはとても満足しています。絵コンテやナレーションなど、細かく打ち合わせられたので、期待感と完成した作品の間にギャップはありません。

―今回の作品で、特にこだわった部分や気に入っているシーンがあれば教えてください?―

田尻様 パラパラ漫画ムービーの中で、どうやって高校生の主人公がデータサイエンスを学ぶことの大切さに気付くかという場面。主人公たち3人が進路について話しているところで、主人公のお兄さんが出てきてデータサイエンスについて話をする部分ですね。初めてデータサイエンスを理解し、主人公たちがその重要性に気付くターニングポイントなので、あのシーンは非常に大事だったと思っています。

 
主人公の高校生たちがデータサイエンスのことを知り、その重要性を理解する。パラパラ漫画ムービーの中で大きな転機となるシーン

―これからのアトムストーリーに、どんなことを期待されていますか?―

田尻様 日進月歩の発展を続けるIT技術を活用することで、パラパラ漫画ムービーやホワイトボードアニメーションの可能性はますます広がっていくと思います。早稲田大学では、データサイエンスを学んだ学生が、ラーニングアシスタントとして後輩の学生にデジタルホワイトボードを使って、分からないところを教えています。例えば、そのデジタルホワイトボードを使って、ホワイトボードアニメーションが作れると、さらに表現の幅が広がるのではないかと思います。
アトムストーリーさんには、パラパラ漫画ムービーやホワイトボードアニメーションのほかにも、様々な表現手法や表現手段を提案していただきたいと期待しています。

―この度は貴重なお話、ありがとうございました。―

早稲田大学様の動画はこちらのURLからご覧になれます。

(取材日2023年7月18日)

【編集後記】

今回初めて早稲田大学様のキャンパスに足を運び、学生の多さに驚きました。人数もそうですが、多国籍だなと感じました。納品した作品をご覧になった学生の方からの評判も良かったとおっしゃっていただきましたが、この学内の風景を見て、「パラパラ漫画ムーピーの特徴や強みでもある非言語や親しみやすさが、良い反響につながった要因の1つではないか?」と考えました。また早稲田大学様は、納品する前からすでに活用プランを明確に立てられており、実際に「プラン通りに2つの動画を活用できている」と伺えて、とても嬉しくなりました。
田尻様も同じシーンを挙げられていましたが、私もパラパラ漫画ムービーの中で思い入れのあるシーンは、主人公の兄がデータサイエンスの必要性を説明するところです。制作の初期段階では、パラパラ漫画ムービー内のどこにナレーションをつけるか、私も早稲田大学様も悩んでいました。しかし打ち合わせを重ねる中で、パラパラ漫画ムービーの目的などを整理し、ストーリーがある程度固まったタイミングで、主人公の兄が話す内容にフォーカスを当てることになり、そこにナレーションを挿入することを提案しました。ナレーターの選定(キャスティング)や声のトーン、話すスピード感なども細かくやりとりして完成したシーンなので、一番思い入れがあります。
この動画の主人公と同じように、私も今回の動画制作を通してデータサイエンスの大切さを知ることができました。もし今自分が高校生だったら、「ぜひ早稲田大学に入って、データサイエンスを学びたい」と思いました!(瀧/ストーリープランナー)

商談や打ち合わせを含め、ずっとオンラインでのやりとりだったので、今回のインタビューで田尻様と初めて対面でお会いできたのが嬉しかったです。メイン写真の撮影では、場所を外に移し、多くの学生さんが行き交う中で行いました。田尻様にはご足労いただくことになりましたが、嫌な顔を一切せず、快くご協力いただき、そのお人柄がよくわかる1コマだったと強く印象に残っています。データサイエンス科の認知向上のために日頃から試行錯誤していらっしゃる様子も端々に垣間見え、納品した動画コンテンツが少しでもお役に立てればいいなと思いました。
ところで、今回のようにパラパラ漫画ムービー以外のサービスを受注できると、いつも嬉しくなります。というのも、パラパラ漫画ムービーの価値だけではなく、アトムストーリー自体に価値や魅力を感じていただけたのかな、と思えるからです。
アトムストーリーでは、パラパラ漫画ムービー以外にも様々なコンテンツを提供できるのですが、なかなか皆様に知っていただく機会がありませんでした。今回、早稲田大学様にご利用いただけたことで、パラパラ漫画ムービー以外のコンテンツについても、たくさんのお客様に知っていただく機会が増えたらいいなと思っています!(梅樹/営業)

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