四国・香川を拠点に、地域に密着したケーブルテレビサービスを展開するケーブルメディア四国様。
今回は、同社が取り組まれたパラパラ漫画動画、バスラッピング、チラシ制作について、導入の背景から実際の反響までを伺いました。
お話を伺ったのは、パラパラ漫画のメイン担当である営業部の宮武様、同じく営業部でバスラッピングとチラシをご担当された上原様。
最後には、中西様にもご感想をいただきました。
ーパラパラ漫画を導入しようと思ったきっかけは何でしたか?
宮武様 これまで実写CMを中心に制作していたんですが、展示会でアトムストーリーさんのパラパラ漫画を初めて見て、「これは良いな」と思ったのがきっかけです。
漫画ならではの温かさに惹かれて、見入ってしまいました。
これは地域に密着する当社にも合っていると思い、制作をお願いすることになりました。
ー実際に制作してみて、完成した動画にはどのような印象を持ちましたか?
宮武様 極端なギャップはなく、むしろ想像以上の仕上がりでした。
ヒアリングの段階でこちらの要望をしっかり汲み取っていただき、まさに思い描いていたものが形になったと感じています。
ーパラパラ漫画でどんなメッセージを伝えたかったですか?
宮武様 私たちは地域密着型の企業であることを一番伝えたかったです。
そのため、家族で番組を楽しむようなシーンを入れていただきました。
ー視聴者や社内からの反響はいかがでしたか?
宮武様 社内のメンバーから「見たよ」「泣けた」といった声をもらっています。
特に小さなお子さんがいる社員は、自分の姿と重ねて感情移入してくれているようで、何度も見て涙が出るという話もありました。
パラパラ漫画ムービーの1コマ
ーその後ご依頼いただいた「バスラッピング」は、どのような目的で実施されたのでしょうか?
上原様 例年実施している弊社の認知度調査の結果、バス広告の接触率が高かったことから、認知度の向上を目的に実施することとなりました。
デザインは、「この会社は何をしているのか」が一目で分かるように、カメラマンなどのモチーフを入れていただけるようお願いしました。
ー現在も運行中とのことですが、反響はありましたか?
上原様 走行開始からまだ2ヶ月ほどですが、社内のスタッフから「見たよ」「デザインがすごく良いね」と声をもらっています。
運行ルートも人通りの多いショッピングセンターや商店街周辺を選定しているので、自然と目に入る機会が多いと思います。
実際に運行したバスの一部
ーチラシはどのように活用されましたか?
上原様 四国新聞の折込チラシとして、当社のサービスエリア全域に約10万部を配布しました。
また、社内ポスターとして掲示したり、地域イベントでのブース装飾にも活用しています。
さらに、少年野球大会のパンフレットなどに番組紹介素材としても一部のイラストを使わせていただき、柔軟に展開しています。
ーイラスト入りのチラシを使ってみた感想を教えてください。
上原様 イラストのチラシは初めてでしたが、「内容がわかりやすい」「雰囲気が良い」と社内でも評判が良くて、作って本当に良かったと思っています。
今後も長く使っていきたいです。
作成したチラシの片面
ー制作全体を通じて、印象に残っていることがあれば教えてください。
宮武様 率直に言って「本当にいいものができたな」と思っています。
社内の反応も良く、私自身も動画を見て温かさを感じました。
こちらの細かい要望にも丁寧に対応していただき、感謝しています。
上原様 私も初めての担当だったのですが、柔軟にご対応いただき助かりました。
特にバスラッピングのデザインは、完成写真を見て「まさに希望通り」と感動しました。
中西様 シナリオを初めて見たときから、「これはいい作品になる」と強く感じていました。
ストーリーの構成や展開も非常に心に残るもので、ヒアリングの段階から当社の意図を丁寧に汲み取っていただけたことが印象的でした。
――この度は貴重なお話、ありがとうございました。
ケーブルメディア四国様の動画はこちらのURLからご覧になれます。
(取材日2025年4月22日)
【編集後記】
制作を通して、ケーブルメディア四国様の“地域への想い”を表現するお手伝いができたことを、心から嬉しく思っております。
特にバスラッピングに関しては、弊社としても初の取り組みであり、明確な前例がない中、何度も打ち合わせを重ねながら進めていきました。
その過程では、ケーブルメディア四国様が地域に根ざし、地域の方々とのつながりを何よりも大切にされている姿勢がひしひしと伝わってきたのが印象的です。
また、完成した動画に対して、社員の皆様から「共感した」「涙が出た」といったお声をいただけたこと、そして街中を走るラッピングバスが話題になっているというお話も、私たち制作チームにとって大きな励みになりました。
今後も、「伝えたい想い」を丁寧にかたちにするパートナーとして、引き続きご一緒できることを楽しみにしております。
(伊藤/ストーリープランナー)